医学生の耳鼻咽喉科の教科書の選び方
耳鼻咽喉科の教科書を選ぶのは結構難しいです。
その理由としては、国家試験ベースの教科書と完全な医学書とのレベルの差が大きいためです。
耳鼻科の成書レベルの本で勉強を開始すると細かくなりすぎて全体を掴むのに苦労することが予想されるので、しっかり勉強したい人もまずは国試対策本で勉強するのがおすすめです。
マイナー科目の初学者には「まとめてみたシリーズ」がオススメです。
→【マイナー科目の良書】まとめてみたシリーズのレビュー:イメージしやすい言葉でスピード理解
全体的に読みやすく、薄い本なのに要点を抑えてくれるので全体像を一気に把握するのに役立ちます。
国試までこの本をベースに乗り切ることもおそらく可能です。
詳しく勉強したい人もこの本をベースに基本的なところを押さえれば、定期試験や国家試験で点を取りやすくなるうえに詳しい勉強も捗ると思います。
医学生向け わかりやすさ重視の耳鼻科の教科書
ビジュアルブック
ビジュアルブックは病気が見えるのような図表系の教科書です。
耳鼻科は解剖学との関連性が深いので、この本のようなイラストの多い本を用いて勉強するとイメージしやすくなり、記憶の定着に役立ちます。
この本はちょうど医学生レベルの教科書として浅すぎず、深すぎずの内容になっていてちょうどいいですね。
国試レベルならまとめてみたがいいですが、ある程度しっかり勉強したい場合にはビジュアルブックがおすすめです。
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