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【腎臓内科】のおすすめ教科書一覧&医学書の選び方と勉強の方法

医学生の腎臓内科の教科書の選び方と勉強の方法

腎臓内科で勉強するのは腎炎を始めとする、糸球体疾患がメインとなります。

臨床的分類と病理的分類の組み合わせについてが最初は理解が難しいところです。

臨床的な説明と病理画像がともにしっかり記載されている教科書が望ましいかと思います。

管理人
管理人

おすすめは、レジデントのための腎臓教室です。

ちなみに腎癌は泌尿器領域になります。

管理人も最初は泌尿器領域と腎臓内科領域の違いがイマイチわからなかったのですが、現在の理解では泌尿器科領域のほうがマクロなイメージで腎臓内科のほうがミクロなイメージです。

腎臓内科では細かい部分を扱うので、国家試験でも病理像が数多く出題されます。

ちなみに人工透析を泌尿器科の先生が行うか腎臓内科の先生が行うかは医局によるそうです。

このように境界が微妙な部分もあるので教科書も腎臓内科と泌尿器では境界が不明瞭だったりします。

初学者

腎臓は生理学が難しいので、最初に習うまでに腎臓の生理学を復習しておくと腎炎以外の腎臓内科の病気で役に立ちます。

尿細管での再吸収・分泌の働きが分かっていると尿細管障害の勉強に役立ちます。

高学年になってからと腎臓の生理学の勉強をするのは面倒なので早めに理解しておくのをオススメします。

管理人は人体の正常構造と機能が一番分かりやすかったです。

この本はかなりお気に入りなので、メインサイトの方でレビューしてしまいました。

▼これ

https://digista.net/2017/12/07/おすすめの教科書:人体の正常構造と機能のレビ/

医学生のどの段階の人にもおすすめな教科書なのでぜひ。

よかったらメインサイトも見ていってください。

国家試験の問題

腎炎の問題については、年齢と血尿メインor蛋白尿メインかで大まかにあたりがつき、病理所見で確定出来るといったところです。

国家試験の勉強においてはTecom,mec,medu4などのビデオ講座で整理すれば割と簡単に解けるようになる印象です。

腎臓内科の勉強に役立つWebサイト

信頼性の観点から公的機関のWebサイトを中心に紹介します。

腎臓内科医学会のサイト

診療ガイドライン-医療従事者のみなさまへ-一般社団法人 日本腎臓学会|Japanese Society of Nephrology

腎臓内科学会のサイトも診療ガイドラインをWeb上で公開してくれています。

ありがたいです。

PDFとしてダウンロードできます。

PDFとしてダウンロードしたあとどのように活用するのがおすすめかは循環器の教科書ページで解説していますのでそちらを御覧ください。

メーリングリストに登録すれば、過去のセミナーの資料も医学生・研修医用にダウンロード出来るようです。

一般社団法人 日本腎臓学会|Japanese Society of Nephrology: 学生・研修医向け情報データ

Youtube

腎臓は生理学から難しいので、腎臓の生理学がわからない人はYoutubeで確認するのも良いかと思います。信頼性は完全には保証できませんが、ざっくりと概論をイメージするには良いかと思います。

このページに埋め込んで置きます。

▼腎臓の生理学概論

【導入レベル】

まるごと図解

イメカラ

【医学生レベルわかりやすさ重視】

病気がみえる 腎臓

腎臓と泌尿器の内容が一冊にまとまっています。病気がみえるシリーズはとりあえず持っていても間違いはないイメージです。

ビジュアルブック 腎・泌尿器

2018年8月時点では病気がみえるよりも改訂が新しいです。病気がみえると同じようなコンセプトの教科書ですが、コチラのほうがより医学生向けの印象があります。
分類なども詳しく、絵や図も真面目な教科書です。

STEP

▼Simple stepはSTEPの新シリーズ。いい意味でSimpleにはなっていない印象

病態生理できった

【医学生レベル内容しっかり】

 レジデントのための腎臓教室

「レジデントのための」 とあるが、基本的なところからしっかり説明されているので、医学生でも十分に理解可能。臨床的なイメージが湧きやすく、腎炎の勉強に役立つと思います。

【医師国家試験対策】

レビューブック メジャー

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