この記事では実際にmedu4をベースに勉強し、国試を経験した方のレビューやネット上での評判をまとめています。
比較的新しい医師国家試験予備校であるmedu4を取るか迷っている方の判断材料になれば幸いです。
【管理人の意見も少しずつ追加してきます。】
投稿頂いたレビュー
素晴らしいレビューを頂いたの最初に紹介させて頂きます。長文でなくても、一言のコメントでもお待ちしています!後輩のために情報をお願い致します!
りーぬさんのレビュー
【レビュー著者の紹介】
僕は5年生の時にmedu4の2016年度版(メジャー、小児、産婦、老年、マイナー、救急)を受講し、6年生のときに5年生の時に受講したものを含めて2017年度版を改めて受講した。
【medu4を選択した理由 】
4年生の末(その頃medu4は無かった)大学で映像講義の予備校の選択を迫られた際、TECOMを選択した。
5年生になってから何科目かみたあとに復習しようと思ってノートを見直したところ(僕の世代までノートを作る形だった)何書いてるかわからなくて、合わないなと思っていたところに穂澄先生が新たにmedu4を立ち上げたと聞き、穂澄先生の授業が好きだったがMECからいなくなられてて残念に思ってた僕には願ったり叶ったりでmedu4を受講することを決めた。
【2016年度版と2017年度版の両方を受た理由】
・5年の3月から6年の5月まで遊んでたらいろいろ忘れ過ぎたから
・サービス開始初年度から二年目になる過程で大幅にテキストが使いやすくなると予想したから(実際使い勝手は大幅に改善したと個人的には感じた)
・来年度以降もどんどんよりよくなって行くだろうが、きちんと勉強しる人は新しく受講し直すより、問題演習したほうがいいと思う。勉強してる人はそんなこと言われなくてもわかると思うけど笑
【テキストについて】
全てPDFによる配布。 データに直接書き込めればそれが一番楽。
goodnotes というアプリが非常に使い易い。(ここの管理人さんも推してた) iPad Proじゃないときついと思う人もいるかと思うが、Amazonで売ってた¥2000のスタイラスペンとiPad miniでも十分やれた。
ただし、goodnotes以外のアプリでは書きにくくて無理だった。
僕はgoodnotesを知るのが遅かったため、ほとんどの授業を印刷して書き込んで受講し、受講終了後にドキュメントスキャナーで全て取り込んだ。他の予備校と違い、製本されたテキストを裁断する手間が省けて楽だった。
【臓器別】
セットで購入し、全て受講。
テキストの知識を覚え、載っている過去問を繰り返し解くことしかしてないが、それで十分だったと感じている。
模試とか卒試とかで求められたテキストにない知識もあるだろうが、全部覚えようとキャパオーバーする可能性があるから余力ない人はまずテキストだけを覚えたほうが良いと思う。
それだけでも十分戦えると思う。
【特講】
症候学だけ時間足りなくて半分のみ受講した。
症候学は授業自体は面白いと思ったが、余力ある人だけが受ければ良いと思う。
救急は悪くはないけど、凄い良いとも思わなかった。特に字がね……。
穂澄先生ほどデジタル端末に慣れてないから仕方ないだろうけど。 中毒・麻酔は本当に受けて良かったと思う。
中毒も麻酔も何して良いのかよくわからなかったからこそ、救われた感じがした。(全部覚えればいいじゃんって言われたら何も言えないが)

【注意】現在の救急の講座は穂澄先生ひとりで行う講座に変更されています。
【直前講座】
まずはテストゼミ。
テストゼミは僕が受けてて本当に面白いと思った講座。
(他がつまらないわけではないよ)medu4じゃない人にも勧められると思う。
①は全て国試の過去問から出題。難易度としてはみんながとれる問題から合否をわける問題まで。ここでいろんな科目にテスト形式で触れることで自分の穴を見つけ易くなると思う。
②は考えることを求められる問題がメイン。こちらも国試の過去問からの出題。見たことない問題に対してどう取り組むかを学ぶ講義。
③は新ガイドラインに基づいた、穂澄先生自作のオリジナル問題。難易度としてはテストゼミ①より。穂澄先生曰く、別に問題を当てるつもりで作っている訳ではないとのこと。
最後に究極map。過去5年分の知識をぎゅぎゅぎゅっと凝縮したもの。これ1本で一日分の野菜取れます野菜ジュースみたいな感じ。
直前に何していいか迷ったらとりあえずこれを見ておけば良いと思う。
ただ、人によって抜けてる知識は異なるから、そこは自分で付け加えて自分だけの究極mapを作らないと意味は無いと思う。
付け加え過ぎてページ数が二倍にしてしまったのもどうかとは思ったが笑 自分で一からノートをつくったりするよりは確実に時短になるので強くおすすめする。
【まとめ】
直前期は新たな知識を入れるのではなく、今までの知識を確実に使いこなせるようにする時期という穂澄先生の考え方が直前講座に如実にあらわれていると思う。
僕も同じような考えなので心配なく受講できた。
ただ、他の予備校の直前講座で言ってた知識を他人に言われると若干焦るが、そこで聞いた内容が国試本番で会うことは無かったからmedu4で十分だなと感じた。(会ってないのでは無く、何を聞いたかそもそも忘れているのかもしれないが笑) やっぱり不安だなって人はMECのサマライズをとると良いと思う。
KSRの臨床的な考え方(?)は穂澄先生とは違った視点だから、聞いてて新鮮に感じると思う。
僕はラスメしか受けてないけど、そう感じた。もちろん、時間に余裕ない人はあちこち手を出すべきではないから受けなくて良いと思う。
「『国試はみんなと一緒に勉強しないと落ちる』の時代は終わった」byたまころさん
【レビュー著者の紹介】
・圧倒的、国試情報弱者。
・そのため、春先に同級生がテコムやメックの講座を購入する中、「まだ先っしょ〜」と完全スルーしてしまう。
・結果的に、勉強やる気出した時にはmedu4しか選択肢がなかった。
・国試対策にお金をあまりかけたくなかったこともあり、科目ごとに受講できるという点も魅力的だった。
・本格的な勉強開始(映像講義視聴開始)は卒試終了後の11月中旬。
【medu4の特徴】
・メリット テキストが電子化されてるから、かさばらないで済む。穂澄先生は印刷して書き込みを推奨していたが、僕は全く書き込みせずただ動画を視聴することに終始した。それでも穂澄先生の説明が非常に分かりやすいおかげで講義内容は思った以上に定着した。
・デメリット medu4を利用している友人が少なく、孤独感はあった。みんながテコム・メックの講師やテキストの話をしていても、全くついていけなかった。
【臓器別講座】
・本番まで時間がなかったため、メジャー科は苦手科目に限定して受講した(循環器・神経・内分泌・腎臓)。このやり方はmedu4だからこそ成せる技で、非常に効率的な学習ができた。
・マイナー科はどれも全く分からなかったため、セットで購入し全て受講した。視聴終了後はマイナー科に対する苦手意識はほぼ消えていた。実際本番でも得点源になったと思う。
【特講シリーズ】
・必修対策のみ受講した。テコ4の必修偏差値が30台で危機感を抱いていたが、これをやることでかなり自信をつけることができた。本講座は「必修を必修たらしめている」項目に限定することでコマ数を凝縮しており、短期間で効率的な学習が可能となっていた。
【直前講座】
直前は過去問演習で動画視聴する余裕がなかったため、テストゼミ・究極マップはともに購入しなかった。
ただ、まわりのmedu4派の人たちは口を揃えて究極マップを賞賛しており、少しでも余裕があれば受講をオススメする。
【全体を通じて】
国試が終わって間もない今、まず何よりこの時代の受験生で良かったと思っている。
medu4が今年始動2年目というわけだが、もしmedu4がなかったと思うとゾッとする。それくらい助けられた。
そしてタイトルに書いた通り、このようなオンライン型の国家試験予備校(Q-Assist含む)の登場により、「みんなで勉強しないと落ちる時代」は終焉したと個人的には考える。もうそんな必要はない。一つのモデルケースとして、medu4の講義でベースを作りQ- Assistでピンポイントに弱点克服して、そしてQBを解けば何も怖くない。
予備校のテキスト以外には、レビューブックをひと通り持っていれば問題ないだろう。
まとめると、勉強は家で一人でやればよく、教科書・テキストは全て電子化して机にはiPad一つあればいい。これが次世代の国試受験生の姿になるだろうし、僕はこの方法を自信をもって推奨する。
medu4の特徴・他との違い

- 元はMECの講師として活躍していた穂澄先生がメインで行うオンライン予備校です。従来の予備校の概念を崩すような新しいシステムがお多いです。2015年前後に始まった新しいサービスです
他の予備校との違い
- テキストはすべてPDFで配布。
- 国家試験の過去問DBが無料で利用可能(解説付き)。
- 講師は基本的に穂澄先生が一人で行う講座が多い。
- テキストは穴埋め形式(欄外に図を書いての説明もある。)
- 講座ごとにバラバラに購入可能。
- すべての講座でサンプル動画を見ることが可能。
- Youtubeやサイト内で国試の最新情報などの解説も豊富。情報弱者になるのを防げる。
- 医学生でなくても購入可能。
- TECOM、MECよりも定価が安い。
メリット
- PDFで配布されるので、iPadやSurfaceで勉強する場合に非常に使いやすい。学年で団体購入しなくても、他の予備校より安い。科目ごとに購入することも可能。
- 穴埋め形式のテキストなのでかなり復習しやすい。
デメリット
- 紙で利用する場合には、印刷→ファイリングの作業が必要。
講座ごとのレビュー
臓器別:あたらしい内科・外科
産婦・小児・老年
マイナー
去年の6年のMEC民は内科講座HZMだったけどそれでもmedu4の方が分かりやすいって言ってたくらいやったし、実はCBTの公衆衛生対策でmedu4の公衆衛生取って勉強してんけどそれで良かったからmedu4にしたのよ
medu4は特にマイナーとか評判いいね— 二留医ハッピーバレンタイン (@4medical_study) 2017年12月18日
/h3>
公衆衛生
特講シリーズ
必修
症候
救急特講
中毒・麻酔特講
テストゼミ・直前講座
国試究極マップ
テストゼミ
[コメント説明]
レビューの投稿・コメント
レビュー書きます。
僕は5年生の時にmedu4の2016年度版(メジャー、小児、産婦、老年、マイナー、救急)を受講し、6年生のときに5年生の時に受講したものを含めて2017年度版を改めて受講した。
【medu4を選択した理由 】
4年生の末(その頃medu4は無かった)大学で映像講義の予備校の選択を迫られた際、TECOMを選択した。5年生になってから何科目かみたあとに復習しようと思ってノートを見直したところ(僕の世代までノートを作る形だった)何書いてるかわからなくて、合わないなと思っていたところに穂澄先生が新たにmedu4を立ち上げたと聞き、穂澄先生の授業が好きだったがMECからいなくなられてて残念に思ってた僕には願ったり叶ったりでmedu4を受講することを決めた。
【2016年度版と2017年度版の両方を受た理由】
・5年の3月から6年の5月まで遊んでたらいろいろ忘れ過ぎたから
・サービス開始初年度から二年目になる過程で大幅にテキストが使いやすくなると予想したから(実際使い勝手は大幅に改善したと個人的には感じた)
・来年度以降もどんどんよりよくなって行くだろうが、きちんと勉強しる人は新しく受講し直すより、問題演習したほうがいいと思う。勉強してる人はそんなこと言われなくてもわかると思うけど笑
【テキストについて】
全てPDFによる配布。
データに直接書き込めればそれが一番楽。
goodnotes というアプリが非常に使い易い。(ここの管理人さんも推してた)
iPad Proじゃないときついと思う人もいるかと思うが、Amazonで売ってた¥2000のスタイラスペンとiPad miniでも十分やれた。ただし、goodnotes以外のアプリでは書きにくくて無理だった。
僕はgoodnotesを知るのが遅かったため、ほとんどの授業を印刷して書き込んで受講し、受講終了後にドキュメントスキャナーで全て取り込んだ。他の予備校と違い、製本されたテキストを裁断する手間が省けて楽だった。
【臓器別】
セットで購入し、全て受講。
テキストの知識を覚え、載っている過去問を繰り返し解くことしかしてないが、それで十分だったと感じている。
模試とか卒試とかで求められたテキストにない知識もあるだろうが、全部覚えようとキャパオーバーする可能性があるから余力ない人はまずテキストだけを覚えたほうが良いと思う。それだけでも十分戦えると思う。
【特講】
症候学だけ時間足りなくて半分のみ受講した。
症候学は授業自体は面白いと思ったが、余力ある人だけが受ければ良いと思う。
救急は悪くはないけど、凄い良いとも思わなかった。特に字がね……。穂澄先生ほどデジタル端末に慣れてないから仕方ないだろうけど。
中毒・麻酔は本当に受けて良かったと思う。中毒も麻酔も何して良いのかよくわからなかったからこそ、救われた感じがした。(全部覚えればいいじゃんって言われたら何も言えないが)
【直前講座】
まずはテストゼミ。テストゼミは僕が受けてて本当に面白いと思った講座。(他がつまらないわけではないよ)medu4じゃない人にも勧められると思う。
①は全て国試の過去問から出題。難易度としてはみんながとれる問題から合否をわける問題まで。ここでいろんな科目にテスト形式で触れることで自分の穴を見つけ易くなると思う。
②は考えることを求められる問題がメイン。こちらも国試の過去問からの出題。見たことない問題に対してどう取り組むかを学ぶ講義。
③は新ガイドラインに基づいた、穂澄先生自作のオリジナル問題。難易度としてはテストゼミ①より。穂澄先生曰く、別に問題を当てるつもりで作っている訳ではないとのこと。
最後に究極map。過去5年分の知識をぎゅぎゅぎゅっと凝縮したもの。これ1本で一日分の野菜取れます野菜ジュースみたいな感じ。直前に何していいか迷ったらとりあえずこれを見ておけば良いと思う。ただ、人によって抜けてる知識は異なるから、そこは自分で付け加えて自分だけの究極mapを作らないと意味は無いと思う。付け加え過ぎてページ数が二倍にしてしまったのもどうかとは思ったが笑 自分で一からノートをつくったりするよりは確実に時短になるので強くおすすめする。
【まとめ】
直前期は新たな知識を入れるのではなく、今までの知識を確実に使いこなせるようにする時期という穂澄先生の考え方が直前講座に如実にあらわれていると思う。僕も同じような考えなので心配なく受講できた。ただ、他の予備校の直前講座で言ってた知識を他人に言われると若干焦るが、そこで聞いた内容が国試本番で会うことは無かったからmedu4で十分だなと感じた。(会ってないのでは無く、何を聞いたかそもそも忘れているのかもしれないが笑)
やっぱり不安だなって人はMECのサマライズをとると良いと思う。KSRの臨床的な考え方(?)は穂澄先生とは違った視点だから、聞いてて新鮮に感じると思う。僕はラスメしか受けてないけど、そう感じた。もちろん、時間に余裕ない人はあちこち手を出すべきではないから受けなくて良いと思う。
レビューの投稿ありがとう御座います!非常にためになる内容でした!レビューの少ないMECについてのコメントもあって助かります!
レビュータイトル
「『国試はみんなと一緒に勉強しないと落ちる』の時代は終わった」
【レビュー著者の紹介】
・圧倒的、国試情報弱者。
・そのため、春先に同級生がテコムやメックの講座を購入する中、「まだ先っしょ〜」と完全スルーしてしまう。
・結果的に、勉強やる気出した時にはmedu4しか選択肢がなかった。
・国試対策にお金をあまりかけたくなかったこともあり、科目ごとに受講できるという点も魅力的だった。
・本格的な勉強開始(映像講義視聴開始)は卒試終了後の11月中旬。
【medu4の特徴】
・メリット
テキストが電子化されてるから、かさばらないで済む。穂澄先生は印刷して書き込みを推奨していたが、僕は全く書き込みせずただ動画を視聴することに終始した。それでも穂澄先生の説明が非常に分かりやすいおかげで講義内容は思った以上に定着した。
・デメリット
medu4を利用している友人が少なく、孤独感はあった。みんながテコム・メックの講師やテキストの話をしていても、全くついていけなかった。
【臓器別講座】
・本番まで時間がなかったため、メジャー科は苦手科目に限定して受講した(循環器・神経・内分泌・腎臓)。このやり方はmedu4だからこそ成せる技で、非常に効率的な学習ができた。
・マイナー科はどれも全く分からなかったため、セットで購入し全て受講した。視聴終了後はマイナー科に対する苦手意識はほぼ消えていた。実際本番でも得点源になったと思う。
【特講シリーズ】
・必修対策のみ受講した。テコ4の必修偏差値が30台で危機感を抱いていたが、これをやることでかなり自信をつけることができた。本講座は「必修を必修たらしめている」項目に限定することでコマ数を凝縮しており、短期間で効率的な学習が可能となっていた。
【直前講座】
直前は過去問演習で動画視聴する余裕がなかったため、テストゼミ・究極マップはともに購入しなかった。ただ、まわりのmedu4派の人たちは口を揃えて究極マップを賞賛しており、少しでも余裕があれば受講をオススメする。
【全体を通じて】
国試が終わって間もない今、まず何よりこの時代の受験生で良かったと思っている。medu4が今年始動2年目というわけだが、もしmedu4がなかったと思うとゾッとする。それくらい助けられた。
そしてタイトルに書いた通り、このようなオンライン型の国家試験予備校(Q-Assist含む)の登場により、「みんなで勉強しないと落ちる時代」は終焉したと個人的には考える。もうそんな必要はない。一つのモデルケースとして、medu4の講義でベースを作りQ- Assistでピンポイントに弱点克服して、そしてQBを解けば何も怖くない。予備校のテキスト以外には、レビューブックをひと通り持っていれば問題ないだろう。まとめると、勉強は家で一人でやればよく、教科書・テキストは全て電子化して机にはiPad一つあればいい。これが次世代の国試受験生の姿になるだろうし、僕はこの方法を自信をもって推奨する。
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