特徴
基礎科目の中で、学年が上がってからも重要となる生理学をしっかり学ぶ上で最も役に立つ教科書のうちの一つです。
生理学は範囲が膨大なので、丸暗記をするとなれば困難を極めます。そのため、教科書に求められる条件としては、網羅的であることと、理論を理解できるような丁寧な記述がされていることが必要不可欠だと思います。
標準整理学では、国内の多くの著名な先生方がそれぞれ専門分野の章を執筆し、更に多くの先生が編集・監修を行うという形式が取られています。そのため、「イラスト生理学」にはない詳しさと「ギャノング生理学」にはない読みやすさを両立した名著となっています。
書籍情報
臨床に出てからその必要性を痛感する生理学。膨大な知識の理解に最適 本書は、膨大な生理学の知識を基本概念から最新の知見まで、詳細かつわかりやすくまとめた国内最高峰のテキスト。生理学を系統的・論理的に理解することができる。第8版では、本文中の重要語句を太字で示し、章の構成マップも充実させ、より使いやすさを追求した。巻末付録「生理学で考える臨床問題」では、臨床に役立つ生理学的思考方法を培うことができる。
出版元ページより引用
長所
- 「この本を調べても出てこない」=「未発見の事実」
なのではないかというくらいの改訂ペースと記述量。 - 論理的な説明で理解しやすい。
- 事実の羅列ではなく、しっかり考えさせてくれる教科書。
- 理解を助ける適切な図表の挿入。
- 章の構成マップが便利。ひと目でその章の項目を一覧で見ることができる。
短所
- 値段が張る。
- 大きくて、重い。
- 通読は困難。
読んだ人の感想
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