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選び方
組織学の勉強はなかなか難しいです。
それは組織学をしっかり理解するには、生理学も理解することが望ましいからです。
大学によって、生理学と組織学の講義でどちらが先にあるかはバラバラで、生理学の勉強をしないまま組織学の勉強が始まるところもあると思います。
組織=構造と生理=機能は切り離せない関係にあるものです。組織学を先に学ぶ環境にある人は生理学も軽く勉強して、その組織がどのような機能・役割を持つかを把握しておきたいところです。
組織学の教科書でも生理学の内容に触れているものも多いのでこれを活用するのがおすすめです。
組織学は基本的に構造とその構成要素の勉強になるので、その組織がどのような機能を持つかを意識して勉強する意味付け、理由付けになり単調な暗記にならないのでおすすめです。
導入向き教科書
人体の正常構造と機能
導入というには、しっかりした教科書であるが、人体の大まかな概念を理解する上で非常に優れている。組織学の内容だけでなく、解剖学、生化学、生理学の内容も網羅している素晴らしい教科書です。暗記中心で全体的な理解が伴っていない人に特におすすめです。
医学生向き教科書
新組織学
組織細胞生物学
入門組織学
標準組織学
ジュンケイラ組織学
詳しい教科書
Ross組織学
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